東京の河川

暗渠・開渠 (あんきょ・かいきょ)

河川の水の流れを人為的に地上から見えない状態にしてある部分を暗渠といい、その対義語として、暗渠化された河川の水の流れが再び地上から見ることができるような部分を開渠という。

写真では手前が暗渠、奥が開渠となる。

右岸・左岸

河川を上流から下流へ見たときの、右側の岸を右岸、左側の岸を左岸という。

写真では、手前が上流で、奥が下流。写真右が右岸、左が左岸となる

悪水

飲用に適さない水。例えば田んぼから流れ出る水など。汚い水のことではない。

かけ樋
河川や谷と交差するように水路を作成する場合、その河川の上に木などで作成された樋を渡し、そこに水を流すことで反対側の水路に水を渡す方法。
河川・川

水が流れる道。自然にできたものをさすことが多い。

川底

水が流れる道の底面。写真では白くなっているところ。ほとんどが石である。

水が流れる道を決定する、水のかぶっていない左右の斜面、または左右の壁とその上部。写真では草が生えている部分である。

源流

川のもっとも上流の湧水地点。写真は、長雨により地下水の水位が上がりようやく流れ出した湧水であり、この河川の源流である。

洪水
河川の通常の流路から水があふれ出ること。
護岸

川の流れには力がある。その力により岸は削られ、河川の流路は常に変化する。岸が固い岩盤なら、その浸食作用は穏やかだが、全ての河川の岸が固い岩盤でできているわけではない。また大雨時には河川は氾濫し、まったく流路を変えてしまうことがある。

川の周辺には昔から水を求めて人間が住み着き、川の恵みを受けてきた。しかし、大雨時の洪水による財産の消失や、浸食作用などで流路が変わることによる土地喪失は、現在の人間社会では許容することは難しい。そこで、現在の流路を保持するため河川の岸に流路を護るための工事 (護岸工事) を行い、侵食を可能な限り食い止める施策がなされている。

その方法として三面コンクリート護岸が使われることが多い。この方法は右岸、左岸、川底すべてを固い岩盤の代わりとしてのコンクリートで囲ってしまう方法である。さしずめ、河川を水という産業廃棄物を流すための溝にしてしまうのである。しかしその結果として、河川に住み着いていた動物、植物、水辺の生き物たちは全て死に絶えてしまった。その結果、人間は河川にまったく興味を示さなくなり、単なる邪魔な溝として考えるようになった。そして、河川を埋め立てて道路にしてしまうなどということが行われるようになった。

写真は、三面コンクリート護岸。

上流・下流

水が流れてくる方向を上流、流れていく方向を下流という。写真では奥が上流、手前が下流になる。

支流

他の河川に流れ込む河川。

水位
河川の川底から、水の流れのもっとも高い位置までの高さ。水位が岸の最上部を越えると洪水になる。
水域
河川に沿った土地部分。
水系
ある河川とその河川に接続する河川・湖沼全体を指す。
水路・流路

水が流れる道。人工的に作成された水の流れ道も含む。河川より広い意味を持つ一般的な用語として使われる。流路は流れるものは水とは限らずさらに一般的な用語。

築樋(つきどい)

河川や谷と交差するように水路を作成する場合、その河川や谷との交差線に土を盛って土手を作り、その上に水路を作成し、そこに水を流すことで反対側に水を渡す方法。

始めの写真は築樋の部分。フェンスの部分から下を見下ろしたのが次の写真。ここまでの高さに土を積み、水を通している。

堤防
氾濫原上などに、人為的に設けられた第二の岸。氾濫原にあふれた水がそれ以上拡散しないようにするのが、第二の岸である堤防の役割である。
派川(はせん)
ある河川から分岐して流れ出している河川
氾濫
洪水であふれ出た水が、その周辺一帯にたまること。
氾濫原
洪水で水があふれると、いつも水をかぶっているような土地。したがって、氾濫原でない土地に建物を建てれば洪水による被害の心配はなくなる。
伏流 (ふくりゅう)

谷の河川に水が流れている状態を想像して欲しい。そこに大きな石の塊を大量に投げ入れる。すると表面は石の塊だらけで川などないように見えるが、その下では水が流れている状態になる。これが伏流である。大雨などで河川が増水し、水位が石の上まで上昇すると、突然そこに河川が現れたかのように見える。普段水がないからといって、何も考えずにそこに建築物を建てると、大雨時に伏流水が出てきてひどい目にあうことがある。

伏越 (ふせこし)

河川と交差するように水路を作成する場合、その河川の下にトンネルを掘り、サイフォンの原理で反対側の水路に水を渡す方法。現在でも、残堀川と玉川上水の交差点などに見られる。

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分流
ある水路から分岐して流れ出している水路
ほっこぬき・胎内堀・たぬき堀

複数の縦穴を掘り、その縦穴の間にトンネルを掘り、水を流す。そのトンネルのことを言う。水路作成時、切通しなどができない場合、あまりに高低差がない場合などに作成された。

始めの動画は、縦穴から切り抜かれたトンネルを見ているもの。トンネル内に水が流れていることがわかる。次の動画は、胎内掘のトンネルの出口付近。トンネルの奥に明るくなっているところがあるが、そこが一つ前の縦穴部分。

<img src="imgs/104/1210yu.jpg" width=320 height=240 border=0 /> <img src="imgs/104/1720yl.jpg" width=320 height=240 border=0 />
本流
その水系で最も重要であるとみなす河川。もしくは最長の河川。複数の支流が流れ込む河川。
湧水 (ゆうすい・わきみず)

土の中から出てくる水。地下河川・伏流水が崖などから地上に出てくる崖線(がいせん)タイプと、谷の周辺のように付近の土から染み出た水が少しづつまとまって出てくる谷頭(こくとう(タイプがある。

写真は、崖線(がいせん)タイプ。

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話題

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 リンク集のリンク切れを修正

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 Javascript 有効時、IE6 以下でも河川名の部分のメニューが出るようになった。

2007/03/11
 GoogleMaps を v2 API に移行させた時に失われた、スライド表示時の番号クリックでの該当記事移行機能の復活

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 GoogleMaps を v2 API に移行させた

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 玉川上水、熊川駅付近まで訪問記加筆
 玉川上水(田村分水)を更新
 玉川上水(熊川分水)を更新

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 玉川上水、第三水門まで記述。

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